谷川岳・一ノ倉沢・烏帽子沢奥壁・中央カンテ

【日にち】 2005年7月24日(日) 曇り時々小雨
【メンバー】 深谷山岳会 岡田・松葉口


4:50 出発。
10分ほど右岸の踏み跡を行き、雪渓に移る。雪渓は非常に多く、例年より1ヶ月以上遅れてるかも。テールリッジまできっちりつながっていて、崩壊の不安は感じなかった。
テールリッジへの乗り移りも間隔が50p程なので怖くない。でも最初のスラブは砂利が多いのか?よく滑ったので怖かった。
 テールリッジ上部のスラブを登る松葉口。満面の笑みです。ラバーーソールならフリクションを利かせて、グングン登れます。




6:50 登攀開始。
1P目 岡田リード。5mトラバース後ルンゼ状を30m直上。残置が少なく、簡単なので、ランニングは2つしか取らず(結果的には取れず)、最初なので緊張のピッチだった。
2P目 松葉口リード。凹状のスラブを40m左上。上部岩壁崩壊の影響なんだろうか、砂利が多く、濡れててやらしい。残置はやっぱり少ない。

3P目 岡田リード。いよいよカンテ登攀。岩はしっかりしてるし、開放感もあり、快適なピッチ。
4P目 松葉口リード。3P目同様、快適そのもの。中央カンテっていいじゃん!
5P目 岡田リード。ここで変形チムニールートと合流。ルンゼがチムニーくらい狭くなる所の抜け出しが核心。根性なく、もう一歩が踏み出せず、A0使用。だいぶセミになってへばりついていたので、疲れた。要修行ですな。
6P目 松葉口リード。緩いスラブを左上し、また戻る。ランニング少ない。


7P目 岡田リード。最初の垂壁は迷うことなく、A0(左右どちらも行けそうとの思いがあったが、また今度にしよう)。すでに腕がパンプ気味で、乗越す1手に力が入らずあせった。少し登って、真の核心部=ハング帯?に到着。ちょっと色気を出してフリーで試みるも手に力が入らずすぐ諦める。次にAOで越えようとしたが、やっぱり力が入らず諦める。これで最後だ、ということでアブミの登場!持ってて良かった。アブミってすごく良いと思った。だって楽チンだったから。そして5mで四畳半テラス。あいかわらず狭い四畳半だ。
8P目 松葉口リード。凹角から草付スラブ。ザイルは伸ばせるだけ伸ばしてもらう。
9P目 岡田リード。草付スラブ。烏帽子岩の肩に到着。
10P目 岡田リード。最後の烏帽子岩を回り込むピッチ。ザイルは流れないし、岩はツルツルのグズグズで泣きが入る。
10:50 登攀終了。4時間とは上々。靴を履き替え、のんびり食事。

11:30 一ノ倉岳へ出発。5ルンゼの頭への岩稜も今回はノーザイルで行く。山頂近くは熊笹を掻き分けての登りになるため、他人が登っているのを見ると、熊が登っているように見える。
12:55 一ノ倉岳山頂着。いつ来ても質素なところだ。ヘルメットを脱ぎ、小休止。一ノ倉岳から谷川岳の間は西から時折冷たいいい風が吹いて、気持ち良かった。
14:30 肩の小屋着。ビールをいただく。もうハイキングモード。
15:20 肩の小屋発。なんと西黒沢に雪渓が残ってた。しかもびっしり。雪渓の脇を通り西黒尾根へ。左の写真は見晴台からのマチガ沢。涼しそうでしょう?
17:30 マチガ沢出合に到着。霧雨が冷たくて気持ちいい。マチガ沢で手と顔を洗い、ノドも潤す。ふー終わったって感じ。あとは一ノ倉沢の駐車場までトコトコ車道歩き。
18:00 一ノ倉沢の駐車場へ戻る。

ガッチリ疲れたが、充実した一日だった。夏の割りには一日中曇りで良かった。お日様が照った日にゃ、稜線抜けはまず無理だろうから。帰りは湯テルメで汗を流し、焼きカレーの店に行った。カレードリアみたいで美味かった。

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