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八ヶ岳・旭岳東稜

日にち:2009年3月15日
◆パーティ:岡田・室賀

3/14

20:10 室賀氏が俺ん家に来て、荷物を乗せ替えて出発。今日は早い出発なのだ。

22:20 美しの森駐車場に到着。−6度で風もあり、結構寒いのだ。小宴会を開く。このひと時が楽しい。

23:30就寝。


3/15

3:40起床。いやー寒かった。シュラフカバーを忘れたことを後悔し反省もした。

今回もサラスパにシュークリーム。しかしサラスパは大失敗。凍ってしまいシャリシャリ。美味いわけはなく、ただ腹が冷たくなった。状況判断が甘いですな。

4:40 準備がノロノロで40分遅れで出発。

最初から雪道。トレースは付いてる。昨日入ってるみたい。

5:46 地獄谷入口に到着。小休止。白く輝く権現と旭。
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東の空が明るくなってきて、ヘッ電はこれでおしまい。雪は深くなってくるが、7割がたトレースが残っていたんで、それほど労力はいらなかった。

7:22 出合小屋着。だいたい1時間半。室賀氏がお疲れ気味。
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出合小屋内にはテントが1張。薪ストーブがわずかにあったかいので朝まで誰いたんでしょう。ストックをデポし、ピッケルに持ち替える。

7:50 出合小屋発。

天狗尾根とのトレースを分け、地獄谷へ。
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二俣では上ノ権現沢へトレースは向かっていたが、近いので権現沢に入り、適当なルンゼから尾根上を目指す。ここからアイゼンを着けたが、硬軟半々の雪で辛い急登だった。

8:30 尾根上。反対側からのトレースに合流。

ここからは尾根通し。標高を上げると共に軟雪が多くなり、辛い。先行Pのトレースも助かるのだが、さらに10センチは沈む。また硬雪だと思った所でバスっと抜け、ヒザまで潜ると2倍疲れるのだ。

天狗尾根方面。
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そんなことの繰り返し。悪場は2か所で、ともにちょっとしたナイフリッジ。雪は軟雪で悪い。

途中から新雪になり、ワカンをつける。が、快晴で雪は解けるし潜る。

権現と旭。
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そんなことを繰り返し、上部岩稜の肩を左から回り込むところに60度近い、ルンゼ状の雪壁が出てくる。部分的に硬く、ワカンじゃちょっと登りづらかった。

そこを乗越すとダケカンバの樹氷が迎えてくれた。新雪たっぷりの急登100mで稜線に立つ。右は小さい雪庇。

12:20 五段の宮取付。
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出合小屋から4時間半。雪の状態を考えればまあまあのペースかな。先行Pのフォローが1P目を登り始めた。3段目の凹角でかなり苦労していた。

壁に威圧感はない。まー普通に登れるでしょ。荷物を広げ、飯を食べてながら、景色を楽しみ、室賀氏を待つ。最後に休んだのは1時間前か・・・

30分経っても来ないので、下が見える所まで稜線を戻り、何度か名前を叫んだが、音沙汰なし。

まいったなー。何かトラブルか?と急に心配になる。

13:10 そんなことで下山を決意し、ザックと荷物が置いてある取付に戻る。

せっかくだから5段の宮の1段目を登ってみる。4mで4級-ですな。クライムダウンし、荷物の整理をしていると、先行Pの方が「あっ来ましたよ!」と教えてくれた。

またさっきの所へ移動し、50m下の室賀氏に声をかけるが、だいぶ調子が悪そう。

気にかけてくれた先行Pにお礼を言い、室賀氏のもとへ降り、一緒に大休止。そこから見た五段の宮。(わかりづらいが・・・)樹氷がきれいでした。
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13:45 下山開始。最初から急斜面の下降。後ろ向きで降りる。雪は腐る一方で歩きづらい。ゆっくり下りる。

16:40 出合小屋着。中のテントはまだあった。主はまだ帰ってきてないようだ。

16:55 アイゼンを外し、ストックに持ち替えて出合小屋発。ここからは平坦なんで普通に歩けるようになってきた。

18:00 地獄谷入口。暗くなる間近。ヘッ電を付けて歩き出す。ただただ辛いだけの真っ暗な林道歩き。黙々と歩くだけ。

19:05 駐車場着。達成感はないが、疲れたのだ。

着替えを済ませ、ストローハットでハンバーグを食う。金を払うとき気がついたが、本日のおすすめがあってそっちが良かったと後悔する。またいけばいいや。

帰りも空いていて22時ちょっと前に帰着。

核心部を前にして敗退は悲しいものがあったが、パートナーあっての登攀だから仕方ない。山は逃げないからまた行けばいいのだ。


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