奥秩父・大洞川・手戸沢
2009年7月6日(日) 曇
パーティ=岡田・室賀・加藤・木本・町田・大島・吉松・関
5:10 深谷発
コンビニへ寄って、秩父路へ向かう。トンネル前の駐車場でトイレ休憩。天気は曇りだが、1日持てばいいなー。
7:00 林道がヘアピンするところの分岐の駐車場へ到着。
全身沢仕様にし、出合も近いのでハーネスもつけてしまう。
7:30 出発。
林道を100m奥へ歩き、ガードレールの隙間からの踏み跡を下りて行く。
すぐに踏み跡を見失い、適当に下りやすいとこを下りて行く。ほどなく大洞川に下り立つ。
さて手戸沢はどっちだろう。まず上流を見に行くが、150m行っても見当たらないので、戻って下流へ行くと、50mほどで、顕著な出合。

いきなり滝が落ちてるので、わかりやすいね。
本日は会の「沢登講習」ということで、手頃な沢で、ザイルを多用し、滝を直登しよう、という主旨だ。
最初の2段6mの滝からザイルを出す。

次の滝。

続いて2段10m。

水流右から取付き、大岩下まで。大岩は左に回り込んで、水流を直上。滑りやすいので緊張。3級。水流左からも行けるが、水どっかぶりの覚悟が必要。カトサンは迷いなくそこに突っ込む。


7m滝。適当にシャワークライム。

5m滝×2もシャワークライム。

3m窓の滝。

一見手ごわそうだが、左からボルダーチックにいける。釜があるので落ちても大丈夫。
8m滝は左から上がり、中央突破。抜けた上がツルツルのナメで怖い。

6m滝は難なく。

9:40 いよいよ12m大滝下。

水流右のコケ地帯がいけそうだ。下段は楽チンだが、上段は結構立っててムズイ。おまけに挙げた手から水がつたわり、脇の下をツツーっと流れて、何とも不快だ。ホールドはあるので、よく探せばOK。上部の核心部にハーケンがほしいが、打てる態勢がとれるかな?その労力は登る方に使ったほうがよかんべ。4級−かな。



10:30 全員登り切り、休憩。
その後は小滝がいつくか。

11:40 6m三条の滝で休憩。

とてもきれいで癒されます。登りは一番左のトイ状でシャワークライム。その後は小滝で言うに及ばず。
12:15 8mCS滝下。下段はなんとかなるが、上段は?

行ってみると滝芯のシャワークライム必至。ホールドは適度にあるが、苔がビッシリついいてて、外傾してて悪そう。ハーケンも打てそうもない。あきらめてクライムダウン。1本打てれば・・・
そのままザイルをつけ、左岸のルンゼから高巻く。これがグズグズで思いのほか悪い。落石を起こさないように20m登り、左へトラバースして沢に戻る。
すぐに8mナメ。これはホールド豊富で簡単。
13:15 再び全員集合。
しばらくゴーロ帯を行き、8mCS。

事前の情報通り、崩壊してた。狭いゴルジュになってるんですぐにわかった。
13:50 さらに登り三俣。水流少なく、ガレばっかりで、もう沢登りってかんじじゃなくなってきたんで、一番右のルンゼに入り、適当に尾根に向かって登っていく。途中でかすかな踏み跡を見つけ、トラバース。
14:10 尾根に出る。最初これが下る尾根かと考え、登山靴に履き替える。が、地形図とコンパスを見る室賀氏が、尾根の方向がおかしいという。90度も違うと。標高も1200mあるとのこと。
うーん予定よりだいぶ上まで上がっちゃったのね。まだ北に尾根が見えるから、こりゃ支尾根だな、ということになる。
そしてまたトラバース。かすかな踏み跡を緩く登ったり下ったり。
15:10 広い尾根に出る。方向も地形図とドンピシャリ!実質三俣から1時間かからんね。また休憩。
あとは下るだけ。少し下ると、顕著なピークに1085mの杭も確認できた。(特に記しはない)

結構急な下りだが、踏み跡があるので、心配ない。1か所顕著な分岐。地形図とおり右尾根へ行く。藪もなく快適な尾根です。
16:05 ちょっとした伐採地に出る。
手戸沢は100mくらい下。対岸の林道も見えてるんで、このへんから沢に降りることにする。結構急でグズグズ。最後は20m懸垂。

17:00 全員集合。
さてここはどのへんだろう?100mほど下っていくと、なんと12m大滝の上だった。うーん、まいった!ずいぶん上に降りてしまったものだ。もっと下ってから下りれば良かったな。
この大滝と10m2段滝を懸垂しただけで、あとは左岸を巻いて降りられた。
18:30 手戸沢出合。
ふー。暗くなる前に着きました。あとは林道まで登るだけ。ほぼ出合の正面に踏み跡があり、尾根状を九十九折りに登って行く。
19:05 駐車場。
今日は遅いから、温泉はキャンセルし、秩父市街のモンシャレで飯だけ食って帰ることにする。ちょっと飛ばして20時過ぎに到着。
「営業中!」間にあった。みんな揃ってハンバーグ・セット。前菜・スープ・メインで腹いっぱいになった。やっぱり美味い!山の会のものだと言ったら、スイカをごちそうになった。感謝です。
その後も順調に、22時過ぎに公民館へ到着。
いやー時間かかりました。初心者(岩はやってるが)にも滝登攀を楽しんでもらおうと、ほとんど巻かずに直登し、ザイルを多用したからしょーがないね。慣れたパーティなら半日コースです。残置のたぐいは見当たらなかったので、大滝リードはそれなりの覚悟が必要かと。
噂通り、下部直登は面白い。しかし8mCSと7mナメが終わったら、なーんにもありません。三俣まで行くより、手前を適当に右に上がってしまうことをお勧めします。和名倉沢との中間尾根までは支尾根がいくつもあるけど、最後のでっかい尾根がそうで、北北東を向いてます。他は東。中間尾根は行けるとこまで下り、最後で沢に降りればいいと思う。
名渓とはいいがたいが、いろいろ得るところのあった楽しい沢だった。