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谷川山系・荒沢山〜足拍子岳

日にち:2010年3月14日(日) 曇のち快晴
パーティ:岡田・町田

4:50 出発。車は多いが順調にいく。

6:30 土樽駅に到着。駅前には7〜8台と車が多く停められないんで、下の空き地に止める。ここでアウターズボンを忘れたことに気がつく。まいったなー。雪が少ないことを祈ろう。

7:00 出発。天気は曇で、時折青空が見えるかな―ってかんじ。小雪もチラホラ。山頂もガスで見えない。でもそのうち良くなるだろう。
1-P1020078

橋を渡り、左へ。トレースばっちり。すぐに小屋が見え、そこから広い尾根に取りつく。
2-P1020079

4ヶ月ぶりの町田と1カ月半ぶり+二日酔い+寝不足の岡田では、ペースが悪い。先行する町田になんとか付いていく。
3-P1020082

カドナミ尾根は登り一辺倒で、つまらん。だんだんと尾根が狭くなる。

4-P1020086

稜線が近づき、ホソドのコルが良く見える。トレースはなさそうなんで、おートップできるかなーと密かに喜ぶ。

5-P1020090

9:30 荒沢山。

6-P1020091

トレースバッチリの割には遅い。でも体調不良なりに、十分頑張りました。ここまではなんとか濡れずにすんだ。

先客は2p5人。2人組がザイルを出してたんで、足拍子へ行くんだろう。あーあ、トレース付けられちゃった、と密かにガッカリする。

先行Pはすぐに出発し、さみしくなる。山頂は風があり、寒い。ガスの中なんで、景色もなく、つまらない。メシを食べ、ゆっくり登攀準備。

10:00 出発。すぐに岩のナイフリッジの下降。雪が中途半端でちと怖い。



ほどなく難所のホソドのコル。10mの懸垂下降。太い木に新しい8ミリシュリンゲが掛けてあって、それを使う。古いFIXもあったが、とても頼る気になれないレベル。

下降して見上げるととても登れる岩じゃない。左から回り込めば行けるかも。でも怖そうだ。

8-P1020099

懸垂を終えると、ナイフリッジのトラバースと雪壁の登り返し。

10-P1020101

草木が豊富でなんてことはない。乗越したところで一服。天気が良くなってきた。サングラスはまだ買ってないので、目の保護のためゴーグルをつける。

その後は細い尾根のアップダウン。なかなかアルパインチックで楽しい。が、もうズボンはヌレヌレに。超不快。


11-P1020112

コイドのコル手前で、また一服。ピーカンになり、お気楽モードへ。

13-P1020122

先行Pの声が聞こえるんで、近くにいるようだ。これまで楽をさせてもらったんで、追いついてラッセルを代わってあげねば。

12-P1020115

足拍子岳の最後の登りは長く急だ。残り150mの所で追いつき、お礼を言って、先頭を交代する。体調も良くなったんで、力の限りラッセルする。汗が目に入るので、ゴーグルを取ると極めて眩しかった。せっかく荒沢山から来てるんだから、南尾根には出ずに、左側の尾根状を目指す。MAX60度くらい。

12:10 こんもりした足拍子岳山頂に到着。もードピーカンで360度の大展望台です。素晴らしいの一言。

14-P1020132

荒沢山からのルートを振り返る。
15-P1020133

12:50 下山開始。またトレースをつける光栄にありつく。

16-P1020136

急下降し、南峰の登り返し。ナイフ状のコルから60度の雪壁登り。実質10mで意外に広い南峰に立つ。この先は雪庇がすごい。樹林の近くを通ったが、足を取られ股まで沈む。中を覗くと雪庇の切れ目だった。つーことは2〜3mの雪庇ってことだ。いやーすごいすごい。仕方なく樹林のうんとソバを膝ラッセルでいく。

もー悪場はないだろうと思っていたが、甘かった。狭い急斜面が連続し、岩のトラバースもあり、気が抜けない。雪が緩み、1回3mほど流されたんで、場所によっては後ろ向きで慎重に下りる。



斜面が落ち着いてきたところで、回りを見渡すと、この先も尾根は相変わらず狭く急。なんかおかしーなーと、ふと左をみるとこんもりしたピークが見える。

間違ったね。左のピークは南尾根1230mのピークだ。かなり集中してて、支尾根に入ってしまったようだ。思案ついでに休んでいると、上の分岐のところに2人Pが見えたので、「間違ったー。あっちが正解」と手を振り合図する。さーてどうしようか。このまま下りて左の沢に下りようかな、とずーっと沢を見て行くと、ひどいデブリが見え、却下。

あとは50m登り返すか、70m雪原をトラバースするか。傾斜は45〜50度。問題は雪の状態だけ。とりあえず行ってみる。30cm下に弱層があるようだが、それも一部で崩れる気配はないので、そのままピークの手前のコルまでトラバースする。マッチは言わなくても間隔をあけてついてきた。

なーんか一気に疲れたんで、ピークで休憩。そっからは2人Pに先行していただく。ピーク先は一番右の尾根に入る。悪場は特になかったが、見えてる高速道路がなかなか近づかない。標高1000mあたりから尾根上に雪が少なくなくなり、濡れた涸れ葉で非常によく滑り、疲れる。最後は左の沢へ下り、雪で靴がきれいになった。

15:30 橋のすぐ脇に出てシューリョー。下山はなかなかしんどかった。途中で先行Pの落とし物をひろったんで、なんとか橋で追いつき、渡すことができた。

19-P1020143

16時前に出発。帰りは30kmほど渋滞したが、まあまあ流れてたんで、18:30に帰宅。

とても面白いルートです。その割にアプローチがいい。難を言えば、高速道路が見えて、車の音が良く聞こえることと、スキー客渋滞にはまることぐらいかな。

噂にたがわぬ好アルパインルートです。ステップアップに最適です。





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