戻る

奥秩父・甲武信岳


2010/5/23(日) ずーっと雨

自宅(4:04-5:50)西沢渓谷(6:11-6:34)登山口(6:35-8:00)新道分岐(8:17-9:38)木賊山(9:40-10:01)甲武信岳(10:06-10:12)甲武信小屋(11:06-12:08)新道分岐(12:13-13:20)西沢渓谷(13:40-15:25)自宅

今回は沢へ行く予定だったが、雨の予報で中止。うーん、どうしよう?雨だから家にいても何もしねーだろーなー。

そーだ!当初の目論見通り、シャクナゲを見に行こう。話の始めがシャクナゲを見るついでに、鶏冠谷へ行こうと思ってたのだ。なぜシャクナゲかっていうと、いつも咲く前か後しか見たことがなく、いつかは満開の石楠花トンネルの中を歩いてみたいなーと思ってたから。

4:04 出発。

近くのコンビニで買出し。まだ降りそうにないな。よしよし。秩父路を順調に行く。旧大滝村に入ると雨がちらほら。あー最初からか・・・

5:50 西沢渓谷。

車は5台ほど止まってた。こんな日のこんな時間だから前泊の人かなー。枝振りのいい場所の下に車を止め、準備。雪山以外で初めて最初からスパッツをする。問題は服装。今13℃で、カッパの下に何を着ようか?とりあえずTシャツに毛インナーを着てみる。

6:11 出発。

濡れないようになるべく葉っぱの下を歩く。ねとりインフォメーションまで歩いたら、暑いので毛インナーを脱ぎ、登山届を提出。前日出発の届けがあった。

6:34 徳ちゃん新道登山口。
01-P1020649


しばらく針葉樹のなかを行く。新緑が気持ちいいね。雨は直接かからないので、それほど気にはならなかった。今日は雨で休憩できない、というかしたくないので、息があがらないペースで長く歩くことを心がける。

30分ほどで下山者と会う。「シャクナゲどうですか?」と聞くと、「新道分岐あたりがいいですよ。こんな日に登っても満足できると思いますよ。」とのこと。この一言でモチベーションがあがる。もう引き返すことはない。

この道は2回ヘッ電で下ったことがあるが、結構登りやすいのね。どんどん整備されてるかんじ。動き続けてるにもかかわらず、何となく寒く、手が冷たい。寒いのね。

ツツジ?
02-P1020650


1600mあたりから、お待ちかねのシャクナゲが出てくる。(もうずっとレンズは濡れてます)
03-P1020652


このへんは満開です!来てよかった。
05-P1020689


8:00 新道分岐。
06-P1020667


下山者が3人いた。男1女2。男は「上には雪がありますよ」と教えてくれたが、女2は「氷もあるから、アイゼンないと云々・・・」と言ってた。

そのパーティはすぐ降りていったので、裸になって毛インナーを再び着る。おにぎりとゆで卵を食って、一服。雨なんで長居は無用。

1869mのピークを越えると、またシャクナゲ地帯。
04-P1020658


うんもー最高!

ここからは下山者がいっぱい。中高年のツアーらしく危なっかしいので、たびたび道を譲る。待たされついでに手袋を装着。シャクネゲトンネルもあるが、まだ時期尚早。残念だ。

シャクナゲが切れたあたりでは、風が吹きぬけ寒い。雨はいくらか白いものが混じっていた。霙かな?また針葉樹帯に入る。ここも道がわかりやすくなってるようだ。

そのうち残雪が所々出てくる。
07-P1020670


へー残るんだ、と感心?してると、バーンと真っ白。
08-P1020673


うっそーてかんじだが、まーなんとかなるでしょ。トレースに従い、黙々と高みを目指す。分岐に着くとトレースは全て木賊山方面に向かってた。

9:38 木賊山山頂。2469m。
09-P1020675


初めて登りました。樹木が多く展望は効かない。もう来ることはないだろうなー。すぐに小屋へ向けて下る。雪といってもやはり残雪。堅そうに見えても、かかとで踏み込めば、いくらか沈むので、危険は感じない。途中、クライミングの格好をして、釣り道具(竿とリール)を持ってる2人Pに会う。なんか疲れそうだったので、声はかけなかった。

すぐに甲武信小屋に着いたがスルーし、山頂を目指す。しばらく雪はなかったが、稜線へ出る手前で残雪が氷化していた。あーこのことか、と思ったが、全面ではないので、足の置き場はあるので問題なし。

稜線に出ると、風と霙。風は10m/sくらいか。すでにびしょ濡れなんで寒い。

10:01 甲武信岳山頂。
10-P1020681


ケルンに建てられた山頂の石柱には霙が吹き付ける側だけ、真っ白になってた。画像を撮ったが、メモリーされてなかった。なぜかな?他にも2枚ほどなかった。当然誰もいないので、セルフタイマーにしたが、デジカメを置く場所がなく、もたもたしつつなんとか1枚撮る。

すぐに小屋へ下りる。
11-P1020682


もちろん誰もいない。体があったかいうちにと、小屋に入りビールを買う。500円なーりー。グビグビ。うまーい。やっぱこれだね。おにぎりを食べてると、小屋番が「誰もいないから、中へどーぞ」と言ってくれたが、「煙草吸うんで外でいいですよ」というと、構わないというので、ありがたく小屋のストーブの前に案内される。

話好きの小屋番で、いろいろしゃべってた。残雪は例年なみだそうだ。釣りが好きで、リールを持った下山者に会ったと言ったら、東沢には魚はいないとのこと。元気のないストーブだったんで、だんだん寒くなってきたが、結局1時間近くしゃべり込む。お礼を言って小屋を出る。

11:06 下山開始。

木賊山に登るか迷ったが、巻き道を選択。分岐に付き、ガックリ。トレースがなかった。いや、一人分あった。2回に1回雪を踏みぬきながら、近丸新道の分岐まで登り返す。こっちのほうが早かったみたい。あとはだーっと下り、シャクナゲを眺める。

12:08 新道分岐。

一服して徳ちゃん新道を即下山。最後の石楠花を目に収め、まただーっと下りる。泥地帯は相変わらず滑りやすかった。

13:20 西沢渓谷。

下山では誰にも会わなかった。朝あった車はほとんどなかった。バスが2台あったんで、例のツアーだろう。すぐに上だけ着替える。下は忘れたのだ。下山報告を済ませ、シートヒーターとエアコンをMAXで温めて帰る。雨は本降りで、よくこんななか登ったなーと自分に感心する。酔狂だなー。  

15:25 帰宅。

ペースカーに何度かはまったわりには早く着いたね。

雨の登山。快適ではないけど、慣れ(濡れ)ちゃえば気にならなくなります。人が少なく、新緑がさらに勢いを増してるような気がして、なかなか良かった。目的の石楠花も予想以上にたくさん見れて、満足。行って良かったよ。

来週からは新道分岐から上が見ごろになるでしょう。残雪がなくなる6月初旬がいいみたい。


戻る