谷川岳・一ノ倉沢・衝立岩中央稜
日にち:2010年6月7日 快晴
メンバー=岡田・加藤・木本・大島
一ノ倉沢出合(5:00-6:15)中央稜取付(7:00-11:40)衝立の頭(12:30-15:20)略奪点(15:40-16:50)一ノ倉沢出合
入山規制が解除され、一ノ倉沢まで車で行けるようになったということで、さー谷川モードです。今年の谷川初めは衝立岩中央稜。記録を見てみたら10年ぶりだった。天気は約束されてるんで、楽しみでしょーがない。
19:15 深谷公民館を出発。
20:50 ロープウェー駐車場着。
空は満天の星。なかなかすごい。ロビーに10人ほどと少ない。半分は寝てるので土曜日にどっか登ったんだろう。お目当ての自販機前のテーブルはすでに先客がいた。うーん残念。仕方なくビールだけ買って、暗いフロアで宴会。いつ来ても広くて快適だ。23時過ぎに寝る。
4:00 起床。
用を足し、指導センターに届を出し、一ノ倉沢へ向かう。出合の駐車場はほぼ満車。カメラマンも多いが登攀者も多いようだ。大盛況ですな。朝食を食いながら準備する。

5:00 出発。
先頭はすでにテールリッジ中間にいる。早いなー。前には20人ほど見える。今年は豊富な雪渓上を何の不安もなく歩ける。ホントにこの時期はアプローチが楽ですな。

テールリッジへの乗り移りも楽々。いやー今年はいい!最初の樹林帯を抜け、一休み。日蔭も終わり、一気に暑くなる。神々のトラバース。

6:15 衝立岩基部。
うーん、この時期はやっぱ早いなー。中央稜には前に10人ほどいるみたい。うちらが着くころには、先頭が第2フェースを登っていた。待ってるのは2人。のんびり行きますか。一方南稜はすごい!3パーティ取り付いてて、テラスで待ってるのが、15人。ざっと20人以上だ。大変ですな。
さて先行Pのリードが2P目を登りだしたんで、行きますか。
7:00 クライム・オン!
オーダーは岡田+大島、加藤+木本。
1P 40m 4級

パリッパリに乾いてて、逆層も快適。
2P 25m 3級

日が当らず涼しい。浮き石多く、嫌なかんじ。
3P 25m 3級+
第2フェースへのトラバースがちょっと悪いだけ。
4P 25m 3級+
意外に草と浮き石が多い。
5P 25m 5級−

核心部。乗越しはチムニーを選択。乗越す2手のホールドが細かい。
6P 15m 3級−
ザイルはいらないかんじ。先行Pが5人いた。マジ?核心終わって、なぜこんなに人が?ここでも30分待つ。
7P 35m 4級

ルンゼ状からクラックそしてフェース。クラックはど真ん中を行く。1手微妙で面白い。
8P 45m 3級

なんとなく登ってたら、左のルンゼを登ってしまい、より簡単になる。右の岩を登るんだった!コケコケだから違うんかなーと安易に思ってしまった。
9P 30m 3級
前のピッチを取り戻そうと、踏み跡を外し、わざと岩を直登する。5mほどだが楽しめたんで、借りは返した感じ。
10P 30m 2級
右へ5mトラバースして、もろいルンゼ状を行き、終了点。大島氏をビレイしてると、記憶が蘇った!目の前に恐怖のクライムダウンをした岩があった。ご丁寧に腐ったシュリンゲも。そーだ、あん時はこのピッチを直上し、行き詰り右に逃げ、あそこをクライムダウンしたんだ。怖かったなー。
11:40 登攀終了。
大島氏とガッチリ握手。御年66歳とは思えぬ登りっぷり。さすがです。ほどなく加藤チームも登ってくる。大休止。まさか5時間近くかかるとは、ほんとにまいった。これじゃー稜線抜けは無理ですな。待ってるだけでも結構疲れたし。
稜線方面の烏帽子岩などの岩峰群。

12:30 下降開始。
ザイルは適度にからまるが、2ピッチまでは順調。が次から先行P待ち。4ピッチ目は草付のトラバースで間違えるが、強引に戻る。
5ピッチ目の空中懸垂。

ピナクルから北稜を見上げる。

ザイルをしまい、急な草付を下り、雪渓を20mほど横切って略奪点に到着。
15:20 略奪点。大休止する。
衝立前沢はしばらく雪渓上を下りる。結構堅く、滑るので、木をつかんで端っこを下りるので、登り以上に腕の力が必要で疲れる。そのうち雪渓も終わり、相変わらず悪いガレ場を下ると、懸垂地点。

ここも雪渓は豊富で難なく乗り移れた。あとは足を滑らせながら、出会いまで下る。
16:50 一ノ倉沢出合。
まさかの12時間行動。いい山行のはずが、渋滞で半減かな。