日にち:2010/7/11(日) 曇のち雨
メンバー=岡田・松葉口・大島・吉松
深谷公民館(5:10-7:10)日蔭橋・P(7:27-8:08)伊勢沢出合(8:27-8:55)F2(10:00-10:32)F4大滝(11:40-12:07)二俣(12:07-13:30)林道(13:53-14:05)姫次(14:13-14:24)袖平山(14:30-15:15)風巻ノ頭(15:30-16:30)日蔭橋・P(16:50-17:20)いこいの湯(18:20-20:35)深谷公民館
天気は曇だが、なかなかいい。すでに到着してた3人を乗せ出発。俺は初の丹沢。遠いしヒルが多いと聞いていたんで、行くことはないと思ってたが、沢フリークの松っちゃんが是非というので。道中順調に進み、ひなびた相模湖東ICで降り、R20から道志の道を行く。R20では相模湖ICを通過したんで、こっちで降りれば良かったと悔やむ。
道は細めで一部ややこしかったが、ナビのお導きで迷わず日蔭橋に到着。なんと2時間ジャストだった。十分範囲内じゃない!林道には通行止めのしっかりしたゲートがある。きれいな公衆便所があるが、駐車場はないので、先の3台にならい路駐する。橋の手前にはスペースが結構あった。車も何台か。

7:27 出発。

緩い登りの舗装道を歩く。50m下を流れる神ノ川の水量は少ない。よし今週はいけそうだ。先週の一ノ瀬川はすごい水量だったからなー。
孫右衛門沢のF1。画像じゃわかんないけど、100mはあるかな。とても登れましぇん。

途中新し目のトンネルを何個所かくぐり、30分ほどで曲橋に到着。すぐには川に降りられないので、さらに200mほど歩き、右カーブのところに赤テープを見つける。

踏み跡もあり傾斜も緩くなってるんで、ここから降りる。途中で踏み跡を見失い、最後はズルズルいわしながら河原へ降り立つ。
8:08 神ノ川。

堰堤と伊勢沢の中間地点に出た。両者の距離は100mくらいで、十分見渡せる。俺と大島氏はフェルト靴に履き替える。松っちゃんと吉松氏はアクアステルスなんでそのまま待っててもらう。ここで「ヒル下がりのジョニー」の登場。スボンの太もものところにぐるっと噴射しておく。お願いだから来ないでね。
8:27 伊勢沢入渓。

水量は普通で快適な遡行が楽しめそうだ。まずはF1。

F1上段。左にトラロープ。とりあえず使用。

まったく釜に入ることを躊躇しない松っちゃん。実に楽しそうだ。

しばらく大岩がゴーロゴロ。

そしてF2滝15m。

予想以上に立ってて、黒光りして滑りそうだ。どの記録も左壁から越えてるが、左右同じくらいの難度に見える。ただ右壁5mくらいの所にリングボルトとその上2mにハーケンを見つけてしまう。さんざ迷ったあげく、右壁に取りつく。
とにかく滑ったが、リングボルトまでは届いた。が、どーやってもハーケンまでの1手がでない。ヌルヌルの縦ホールドが怖くて保持できないのだ。結構粘ったが、断念してクライムダウン。クッソー。
でー気を取り直して、そのまま左壁に取りつく。あれーそんな難しくないぞ?最初の3mがちょっと嫌らしいだけで、あとは楽チンだった。こっちはほとんど滑らず。ハーケンは下部に2か所で1個は役立たず。でもいらないかんじ。右岸の灌木にFIXし、タイブロックで登ってもらう。

いやーまいった。ここで1時間使ってしまった。要ルーファイ能力アップですな。
ここから先頭を行く松っちゃんが飛ばす飛ばす。小滝がいくつもあり面白い。


三ノ沢。

四ノ沢。このへんで右ヘアピン、そして左カーブ。

開けてれば谷川みたい。

F3下段滝。

F3上段滝。最上部にロープがあるがいらない。

F4と手前の小滝。

そんでF4!

きれいな45mの一品ですな。休憩しながら様子をうかがう。当初この中央のカンテを行きたかったが、ご覧の通り草付で意欲が失せ、定石通り、左のルンゼ状から登る。
見た目通り、乾いててホールドも豊富で簡単。15mランナウトして左壁にリングボルトを発見し、ランニングを取り、戻るようにルンゼを行く。余裕があったんで、下を撮影。誰ひとりこっちを見てない・・・なんか落ちたくなるなー(絶対できないけど)

次に黄土色の3mクラック。傾斜は増すが、そんなに難しくない。ハーケン2本打ってある。乗越すとちょっとしたテラス。さてどこへ行きましょう。正面はもろそうな岩の灌木付で却下。左は巻き道。右は登ってきたルンゼをまたいでトラバースするかんじ。岩もしっかりしてるし、滝芯にも近づくんで、これしかないでしょ。だが、1mくらいの若い草が生い茂りものすごい邪魔なのだ。
まず手の届く範囲をクリーニング。といっても折るだけ。ふんふん、スタンスが見えてきた。うーん結構バランシー。微妙なかんじでルンゼをまたいで右壁に乗り移り、2手でいいスタンスへ乗りあがる。フラットソールがほしいとこやね。悪かったのはそこだけで、あとはまた草をなぎ倒しながら、傾斜の落ちた滝芯左側を安易に登り、落ち口へ出る。4−級かな。
落ち口の左壁にハーケン2本にテープがかかってる。チェックはしたが、なーんか不安なんで、新規に打ち足す。バチ効き。これで安心だ。FIXをセットし、またタイブロックで。(残置に自分のテープを使用したが、抜くとき1本動きました。ご注意を!)

今度は順調に1時間ほどで抜ける。これで核心部はシューリョー。小滝を楽しみながら稜線を目指すのみ。


F5の連瀑。

二俣。雨がチラホラ降ってきたが、樹林帯でほとんど気にならない。

まもなく伏流となり、暑くなるが、いつのまにか水流が出てくる。奥の二俣は自然と右沢へ入ってしまったかんじ。

最後まで飽きさせることなく、小滝が続く。


景色からも高時計からも、もうすぐ稜線というところまで、水があり、最後の最後で水汲み休憩。雑味のないピュアな味だった。同時にビールを冷やす。
そしてなんと、そこから数分で広い稜線に出てしまう。

13:30 遡行終了。出会いから5時間ぴったりだった。
あっけなかった、いや、最高だ!これなら姫次までいっちゃおうかとも思ったが、早く冷たいビールが飲みたいので、休んでしまい、早速カンパーイ!グビグビ、うめー。まったく丁度いい冷えかげん。何もかも先週とは大違いだ。至福の時を過ごす。ブヨが結構いたが、なぜか松っちゃんを集中砲火。太ってるから?たまらず松っちゃんは姫次へ先行していった。大島氏と俺は靴を履き替え、のんびり出発。
14:05 姫次。

10分足らずで着いた。3人登山者?がいた。雨がちょっと降ってきた。
14:24 袖平山。

登山道からちょっと離れてる。標識に「風巻ノ頭」の矢印があったんで、そのまま戻らずに西進するが、テープはあるが踏み跡がビミョーになってきた。テープも終わり、木にペンキになってきたし、こりゃー違うわ。素直に戻る。さっきの標識をよーく見ると、黒マジックで「×」と反対方向の矢印が書かれてあった。まぎらわしいのー。
最初は尾根通しで、晴れてればいいかんじだろう。緩い下り調子から右下に急下降し、最後一気に登って風巻ノ頭へ。名前の通りこの稜線は風が強かった。

屋根つきのベンチでしばらく休んでると、雨が一気に強くなる。ほとんど土砂降り。もう全身濡れてるからいいけど、嫌なもんは嫌だね。でも歩かないと帰れないので、仕方なく出発。
ここからは下り一辺倒。膝に不安のある俺が先頭で、ゆっくり下る。樹林帯だが、雨脚が強く関係なし。30分ほどで川の音が聞こえてくるが、この辺りから道がちょっと悪くなる。と同時に膝にも痛みが出てくる。じわじわーっと両膝全体ににぶーい痛み。さらにペースを落とす。対岸の林道より降りて、最後どーなるんだろ?と思っていたら、立派な橋が渡してあった。

が、橋が見えた途端、弱まってた雨がまた土砂降りに。ははは。歓迎されてるねー。橋を渡り階段を登って林道へ出る。それから10分朝きた舗装道を歩き日蔭橋へ。
16:30 日蔭橋。
公衆トイレのでかい屋根の下で着替える。ありがたいねー。ただ車へのわずかな移動でまた濡れてしまう(悲)。ちょっと車を走らせると雨脚は弱くなった。なんだかなー。30分ほど行った「いこいの湯」で温泉とメシ。新しくてきれいです。800円のとんかつ定食を食ったが、お値段以上で満足。
さーあとは渋滞がどうか。小仏トンネルから20km渋滞だって。じゃあ少しでも距離を稼ごうってことで、相模湖ICを飛ばし、相模湖東ICで乗ることにしたが、いつの間にか通り過ぎてた。
???
ナビ見てるのになぜ?よーく見ると「相模湖東出口インター」なんて書いてある。うげー、入れないのね・・・仕方なくR20を走り、あっちだこっちだと言いながら騒いでいたんで、眠くもならず、結果それほど迷うことなく圏央道のあきる野ICに乗ることができた。ちょっと遠回りはしたけど、いこいの湯から2時間ちょっとで集合場所へ戻れた。
伊勢沢はいい沢だ。思ったより近いし、丹沢なのにヒルはいないし、登りガイののある大滝はあるし、滝が多く最後まで小滝があるし、詰めがないに等しいし、下山道はいいし。唯一の難点は大滝のカンテ状が草が多くて気勢をそがれたことかな。登れるかはわからないけど、アタックはしたかったなー。