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北ア・奥穂高岳(下見)

2010/7/18(日) 快晴
パーティ:単独

自宅(3:10-5:40)沢渡・P(6:00-6:25)上高地(6:30-8:20)横尾(8:40-10:30)涸沢(10:50-12:45)穂高山荘(13:15-14:00)奥穂高岳(14:30-15:25)紀美子平(15:35-16:40)岳沢(17:00-18:30)上高地(18:45-19:00)沢渡・P=温泉(20:00-22:50)自宅

2:30 なんとか起きる。うー眠い。3時間じゃーホントに眠い眠い。

3:10 自宅発。コンビニに寄ってちんたら行く。最近お気に入りの卵かけご飯風おにぎりがない。ガックリ。松本ICで降りてすぐのセブンに寄ってもなかった。棚はいっぱいなのに。仕入れてないのね。

5:40 沢渡・中。いつもの駐車場。

すぐ準備をして出発。バスはバンバン来てるんで、心配ないようだ。目の前でバスに行かれ、「あと10分後」と言われるが、なんのことはない、すぐに来た。いやー素晴らしい。ほぼ満席。

6:25 上高地。

各駅停車で時間がかかる。人は少ないかな。登山届を出して、すぐに出発。河童橋から奥穂を眺める。
3-P1030262


涼しくて気持ちいいなー。人もそれほど多くなく、快適に歩いて行く。今日は長丁場なんで、涼しいうちに距離をかせいでおかねばならないので、明神・徳沢はスルーする。

5-P1030267


8:20 横尾。

いやー早かった。おかげで膝に違和感が。まーまだ大丈夫ですな。十分ストレッチをしておく。

8:40 横尾発。

足が良く動くんで、結構とばしてしまう。屏風の眺めがすばらしい。あーこんな日に屏風に登れたらなー。

8-P1030280

30分で本谷橋に着いた。結構暑くなってきたんで、沢で顔を洗い、頭に水をかけてクールダウン。気持ちいいなー。ここからの急登はさすがに息が切れ、ペースを落とす。この間「山ガール」とたくさんすれ違う。噂は本当だったようだ。

涸沢カールが見えるようになると、バーンと一面に雪が。
10-P1030295


えーマジ?まったく予想してなかったよ。そーいえばこの時期来たことなかったな。まー傾斜も緩いしなんとかなるでしょ。そこから1回雪は切れたが、ほとんど雪が続いていた。

10:30 涸沢ヒュッテ。
11-P1030300


ははは。早かったねー。ここまで誰にも抜かれてないし、絶好調だ。天気も快晴でゆーことなし!

たーだ雪が多いなー。目指すザイテンなんか岩以外、雪ばっかじゃん。回りの人はみんなアイゼンつけてるし。まーどーせ緩んでるからなんとかなるでしょ。それより心配なのは、ヒザだよ。登りなのに、にぶーい痛みがもーきてる。下り大丈夫かな?よーくストレッチね。

10:50 涸沢発。

診療所裏からすぐ雪。ポールが随所に立てられ、トレースもばっちり。傾斜の強い個所を注意すれば問題なし。ルートはひどく回り道をしていて、トラバース主体で全然高度をかせげない。見ると涸沢小屋からまっすぐ伸びたトレースがあった。いやーそっちが良かったなー。

13-P1030312


この雪上は暑さがハンパなく、ペースがガタ落ちになってきた。膝もかなりやばい。岩稜部の手前のいいとこでたまらず休憩。こんな時のために持ってきた、エアーサロンパスを両膝にシュー。うー、冷たくて気持ちいいー。これでかなり痛みが減った。が、ペースは上がらず。かなりよれてきた。

岩稜部はハーハーいいながら、登る。この程度の岩では、躊躇なく登れるんで、どーしても回りより早く、譲られることしばしば。だがホントは息も絶え絶えで、休みたくてしょーがない。なんで基本下山者には譲って、その間休むことにする。

稜線が近付くと、ガスが出て来るようになり、これまでとは違って、汗冷えしてくるようになる。稜線直下は雪が残ってた。

12:45 穂高山荘。

いやーここは時間がかかった。1時間半くらいかと思ってたのに。抜かれることはなかったが、バテバテもいーとこだった。

さービールだ。稜線直下で拾ったプラティパスの水筒を届けるついでに、山荘でビールと予備水を買う。一番搾りロング缶で800円なーり。風もあり寒いので、長シャツにカッパを着こみ、ひとりでカンパーイ!プハー、冷えててうまい!幸せだー。

持ってきたベビスターラーメンを食べながら、至福の時を過ごす。ガスに覆われてても、全然気にしないもんね。

13:15 穂高山荘発。
16-P1030320


出だしの鎖と梯子がちょっと渋滞してたが、最盛期は過ぎたようで、たいした待ちはなさそうだ。幾度か待ちながら登ってると、息がものすごく上がるのに気がつく。おやー、おかしいなー。まーそのうちなんとかなるだろ、と楽観視していたが、状態は悪くなる一方。ここで抜けれまくる。何回腰かけて休んだだろう。這うように登る。

14:00 奥穂高岳山頂。
P1030337-s


やったー着いたー!なんとかね。やっぱビールが効いたんかなー。一気によれすぎだもんなー。祠の回りでは、元気な中高年が騒いで写真を撮りまくってるんで、単独行の人と画像の撮りっこを依頼する。そして静かな前穂方面に下りた広場で休憩する。ここは風が来なくて温かくて、休憩にはもってこいの場所だった。

ジャン。
17-P1030342


ガスで回りは見えないので、横になる。直射日光じゃ辛いから、ちょーどいいみたい。前穂からは3パーティほど上がってきた。やっぱ圧倒的に人数は少ないようだ。

これからの行程を考える。タイムリミットは上高地18:45。最終バスの時間だ。残りおよそ4時間。コースタイムは5時間20分。当初の計画だと前穂も登って4時間で降りることになってるが、それはまー無理だな。この状態じゃ絶対間に合わない。いずれにしても、相当頑張んないと、上高地から歩くことになる。それは避けたい。

14:30 奥穂出発。
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結構急な岩場なんで、これは時間が稼げるぞーと思っていたが、あんまり体がゆーことをきいてくれない。適当に立ち休み。

他にも10人くらい登ってる人とすれ違う。みんな苦しそうだ。「もう少しだから頑張ってねー」と声をかける。そのうちの一人の人と5分ほど話す。北尾根パーティが10人ほど、まだ抜けてないと聞く。大変やね。お互いの健闘を祈り、気分良く別れる。前穂が近付くと登りが多くなり、しんどい。

15:25 紀美子平着。

まー予想通りのタイム。もう膝は熱くなり、いつものにぶーい痛みが出まくり。もつかなー?休んでると前穂山頂付近に人が10人ほど見えた。あー抜けたんだと見てると、でかい落石を落としてた。やーねー。さーここからが勝負だ。岳沢の到着時間で全て決まるだろう。ここは急なんで、時間を稼ぎやすいから。

15:35 紀美子平発。

気合いを入れて下る。なるほど、かなり急な岩場が続くが、これなら稼げそうだ。体と気持ちにムチ打って、ガンガン下る。なにか知らないけど、やぶ蚊が異様に多く、何度か口に入り、オエーってなる。30分ほどで夫婦を抜く。岳沢泊りということで、余裕のようだ。うらやましい・・・。さらに20分ほどで2Pを抜く。こちらもザックがでかいので泊りのようだ。見えててもなかなか近づかない岳沢に、折れそうな気持をこらえ続ける。

16:40 岳沢着。
21-P1030372


やったー。早かった。が、代償は小さくない。もー膝がしびれて、感覚がおかしい。うーん、まいったなー。とりあえずエアサロンパスをたっぷりシュー。うー気持ちいいー。かなり復活した。でも体力がもうカラカラ。こっから長いんだよなー。

煙草をふかしながら、新築の岳沢ヒュッテを見る。まだトンカチの音がしてた。早くできるといいね。さーだいぶ時間を稼いだから、行けるぞーと思いつつも、あと1時間半は耐えなきゃなんだなーと憂鬱になる。楽しそうな学生たちとカップルが先行していった。彼らは今夜どうするのだろう?急いでるふうには見えないが。

17:00 岳沢発。

十分休み、なんとか1時間ちょっとで下ろうと決心してスタート。やはり傾斜が緩く、河原石が多くて、なかなかはかどらない。5分で休んでる学生たちを抜き、10分でカップルを抜く。彼らは最終バスには乗らないみたいだ。立ち休憩を交えて30分後休憩する。もー体は悲鳴をあげてる。まだ半分きてないな。

また歩き出し、樹林帯に入ると歩きやすくなる。今度は天然クーラーのとこで休む。異常に冷たい風が出てて気持ちいい。少し生き返るが、歩き出すとすぐに元に戻る。そのうち沢の音が聞こえてくると、伐採地を過ぎ、橋をいくつか渡り、林道が見えてきた。

18:15 岳沢登山口。

着いた―。間に会いそーだ。登山口には車が止めてあって、警官が2人いた。「外人の登山者みませんでした?」と聞かれ、見てないというと、河原のところでケガして、18時半に登山口に下りてくると連絡が入ってるそーだ。ケガして下りられんの?と思ったが、警官も半信半疑のような顔をしてたんで、その場を立ち去る。

登り調子の林道をダラダラ歩く。結構長い。「カッパはまだか〜」と念仏のように唱える。そして10分歩き、河童橋に到着。

あまりに疲れたので、椅子にへたり込む。ご丁寧に「禁煙」ステッカーがそこかしこに貼ってあった。時間がないので、さらに歩く。もー前も見ずに、うつむいてトボトボと。

18:30 上高地バスターミナル着。

間に会った!12時間ジャストで戻ってきた。別に感慨は何にもない。安堵感のみ。もー歩かなくていーんだ。煙草を吸おうとすると、「最終便の整理券を〜」と何やら言ってるので、行ってみると、沢渡で降りる俺には関係なかった。改めて一服つける。別にうまくないし、咳き込んでばかりだった。

18:45 最終バス発。

疲れたので、目を閉じていたが、対向車がいないのがわかってるようで、早い早い。あっという間に沢渡に到着。車までのったり歩く。靴を脱ぎ、膝サポータを外し、人心地。

駐車場の料金所へ行き、金を払おうとすると1000円札しか受け付けない機械だった。マジ???仕方なく係員を呼ぶボタンを押すが、うんともすんともいわず、また係員が来る気配はない。すると後ろから2台車が来てしまった。やべー、どうしよ。仕方ないので後ろの車に「こまかいの持ってないんで、清算できないんですよ」と言いにいくと、「そっかー、じゃーくずれればいいんやな?」「はい、5000円札なんですが」となりの奥さんともども「たぶんあるわ〜」とのこと。親切にも両替してもらい、丁重にお礼を言って、料金所を出る。あー助かった!

さー温泉だ。最初いつもの中の湯に近い坂巻温泉に行こうと車を走らせたが、遠いなーと思いなおし、戻って近くの所にする。たしか1回来たことがあって、すごく狭かった記憶があるが、時間が遅いから大丈夫だろう。入ると先客4人。へー結構多いな。

洗い場に座ると、となりのおじさんが「あれーさっきの両替のあんちゃんやんかー」と言ってきた。びっくりだ。まさか会うとは思わなった。この関西のおっちゃん、大声で気さくにバンバンしゃべってくるので、面白い。10分ほどバーっとしゃべって、さっと上がっていった。これが「関西のおっちゃん」かと、妙に納得した。楽しい人だ。

風呂から出ると、さっきのおっちゃんが座敷でストレッチしていたんで、お世話になりましたと声をかけ、温泉を出る。道は車は多いが、ペースカーもなく、いたって順調に進み、あっという間に松本市街へ。そのまま高速に乗り、SAに寄る。レストランは混んでたんで、フードコーナーのラーメンを食べる。ゴムみたいな麺で半分でギブ。

その後はしばらく順調だったが、最後が渋滞してたんで、一般道に降り、ほぼ予定通りに帰宅。あー疲れた。長い1日だった。

最後に、ごく一部の人に耳より情報!

上高地からのタクシーは19:30くらいまでやってるって。釜トンが20時閉鎖だから。(By関西のおっちゃん)



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