瑞牆山

2000年10月17日(日)
パーティ=永井、小杉、野村、小林正、岡田、吉野、小榑、岩田

登り:3時間、下り:2時間15分 標高差:700m

本庄(4:20〜7:15)瑞牆山荘(7:30〜8:15)富士見平小屋(8:30〜9:00)桃太郎岩(9:20〜10:30)山頂
山頂(11:45〜12:45)桃太郎岩(13:00〜13:25)富士見平小屋(13:30〜14:00)瑞牆山荘

午前3時50分。本庄集合、出発。あたりは暗くけっこう寒いなか、7名の山男が集まった。
ところが、車提供者の吉野氏(熊谷市在住)が来ない。キチッとした人なので安パイだと思っていた事務局はあせる。どうするか相談していると吉野氏が予定より25分遅れて到着。訳を聞くと、暴走族が道路いっぱいに徐行していたため、遅れたとのこと。
そういえば遠くでバイク音が聞こえていたことを思い出す。
そんなこんなで4:20、出発。本庄ICから高速に乗り、佐久で下り、141号を南下する。
朝日が眩しい。遠くに奇岩峰=瑞牆山も見えている。今日はいける、と気持ちがはやる。
7:15、瑞牆山荘に到着。適度に体をほぐし、7:30、登山開始。
今回は小杉氏にとってひざ手術後の復帰第一戦となる。心配していたが、それは杞憂に終わる。リハビリで鍛えたマッチョな上半身でダブルストックを使いグングン登る。そんな状態なので彼がひざを痛めている事は忘れ去られる。
8:15、最初のピークである富士見平小屋に到着。かつてない良いペースで登ったため休憩が長くなる。たっぷり掻いた汗が風に吹かれて寒くなってきたところで再び出発。20分ほど緩いアップダウンを繰り返したあと、一気に急降下する。いつものことながら、せっかく稼いだ高度を失うのは精神的にきついものだ。
9:00、桃太郎岩へ到着。名前の由来は直径10mはあろうかという球状の岩が真っ二つに割れていてまさに「桃から生まれた桃太郎」の桃みたいだからだ。再開を喜び、9:20いよいよ本山へ突入。
ここから我がパーティーの猿が2匹脱走した。野(村)猿と岩(田)猿である。野猿と岩猿は人間とペースが合わない。我々は歩くが、彼らは跳ねるのだから当然である。首輪をつけて抑えつけていたが、ちょっと目をはなした隙に逃げてしまった。一遍逃げたらもう止まらず、次に捕獲したのは山頂だった。例年なら紅葉がいい時期なのだが、今年は遅れている。しかし所々に真っ赤な葉があり我々を喜ばせる。奥秩父の山は登る道中、景色がほとんど見えない。それでも途中、8月に登った金峰山が見える場所を見つけ、ゆっくり休む。
10:30、登頂。2年越しの願いが叶い、そこは360度の展望台となっていた。なかでも透けるような青空に雄大な八ヶ岳連峰が圧巻である。間近で見る八ヶ岳は日本アルプスと並び称されるだけあって、スケールがでかい。
そしてそんな風景を見ながら、ビールで乾杯。冷えてて美味い。皆それぞれに飯を食う。じっとしていると寒いので、ビール3リットルをやっつけるのに手間取り、1時間以上停滞する。
11:45、ようやく下山開始。そこでまたしても、猿が脱走。今度はどこで捕獲できるやら・・・。
人間チームは景色に満足し、ゆっくり下る。桃太郎岩の近くまで下りてくると下から人がいっぱい登ってくる。脇によけて待っているが、この列が一向に切れない。とうとう煙草1本吸い終わってしまう。イライラしたが、列が切れたので、急いで下りるとまだ30人以上が登ろうとしてこちらを待っていた。これが今流行の登山ツアーである。100m以上もの列をつくっているので、ルートを見ずに人の流れをみれば、コースがわかるというものだ。そんなの面白くもないし、登山ではない、と憤慨しつつも、山頂の景色を思い出し、気分を回復させる。
14:00、登山口到着。空をみると雲がだいぶ多く、山頂にはガスがかかっていた。
ツアー客へ一言。「ざまー見ろ!」
帰りは2箇所で事故を見たが、ほとんど影響なく、17:00本庄に到着。
こだま温泉につかり、定番となった焼肉屋での下山祝。ビールで乾杯!

ツアー客には閉口したが、どれをとっても満足できるいい1日だった。