表妙義山
2001年4月29日(日) うす曇のち雨
パーティ=小榑、岡田
上里〜妙義神社(1時間)
5時に上里を出発。国道254号を行く。コンビニへ寄り、6時妙義神社Pへ到着。睡眠時間は2時間だったのでかなりの寝不足で、あまり登る気がおこらない。のんびり準備をし、6時半に妙義神社へ到着。
妙義神社〜大文字(30分)
小榑氏が後ろから無言でせかすので、ハアハアいって登ったら、30分で到着。朝の一発目からこれじゃこの先大変だ〜と思ったが、結果的にここが一番きつかった。
大文字〜白雲山(1時間)
大文字の岩の上で一服後、出発。しゃべれる程度にペースを落とし、奥の院、クサリ場を経て見晴らしへ。休もうと思ったが、先行Pがいたのでもっと先の広い場所まで行こうということになり、そのまま通過。結局白雲山頂まで行ってしまう。岩稜帯の縦走は楽しくペースも上がる。8時10分白雲山へ到着。
白雲山〜相馬岳(45分)
ゆっくり休憩し、8時半出発。やらしい泥のルンゼを降り、岩稜・トラバース・クサリ場とどんどんこなしていくと顔面岩に到着(どこから見ても顔には見えなかった)。そこからはタルワキのコルまで下降し、10分ダラダラ登れば相馬岳だ。(9:15)木に葉っぱが茂ってないからまだいいが、暑くなったら展望はゼロです。
相馬岳〜茨尾根ピーク(40分)
9時半に出発。小砂利の急降下で悪い。ルートもわかりずらい。だいたい下りきると、沢に出るが涸れていた。ホッキリはいつもどこだかわからないが、この沢以外水の取れそうな所はない(去年はチロチロ流れていた)。そこから尾根通しに緩いアップダウンを繰り返し、反対側に出て、岩稜を登りきったところが茨尾根のピークだ。二人とも絶好調であっという間についてしまった。(10:10)この間はルートがわかりづらい。
茨尾根ピーク(30分)
茨尾根ピークは360度の展望台で、うす曇ながら気分は爽快である。この調子だと13時には中ノ嶽神社でビールにありつけそうと二人で話していると、ついさっき追い抜いて一緒に休憩していた単独のおじさんがこのルートについて色々聞いてきた。「東京近郊マイカー登山?(たしかこんなの)」なる本を見て、行けると思い来たが、こんなきついとは思わなかった、とのこと。かなりバテているようだった。ここからは、@相馬岳まで戻ってタルワキ沢を下るか、Aすぐ先の中間道(廃道)への分岐を下るか、B縦走するしかない、と告げる。話し合った結果、Bのこのまま一緒に縦走することにする。山岳会に所属する者として、バテて助けを求めている人間を一人で行かせるわけにはいかないという崇高な精神?に基づき面倒をみることにした。
茨尾根ピーク〜鷹戻し〜東岳〜主稜のコル(4時間20分)
10時40分に3人で出発。まずは鷹戻しまで。ゆっくりしゃべりながら行くが、口で言うよりバテているようだ。でも歩いてもらうしかないので、だましだまし歩いてもらう。途中1回休憩し、私のハーネスを付けてもらう。しばらく行くと鷹戻しに到着。私が先に登り、ビレイポイントを見つけ、次に小榑氏がザイルを上げ、二人でおじさんを引っ張りあげた。その後もゆっくり歩き、2箇所クサリ場の下降でザイルを使い、15時、主稜のコルへ到着。救助完了ってことで一安心。
主稜のコル〜中ノ嶽神社(40分)
15時半出発し、しゃべりながら下り、16時10分到着。よく冷えたビールで乾杯。おじさんからはお礼にと、ブドウジュースを1本づついただく。ラッキー。そういえば神社の犬がかわっていた。去年は白だったのが、こげ茶になっていた。背格好が似てるので毛が生え変わったのかな?相変わらずかわいかった。
中ノ嶽神社〜妙義神社P(1時間10分)
車道20分・林道20分・車道30分歩く。終始下りなので楽チンである。途中雨がポツポツ降り始めたが、暑かったので気持ちよかった。駐車場に着き、おじさんと別れる。栃木まで帰るとのことで大変だろうに。我々は1時間ちょいで上里に到着し、いつものお好み焼き屋で下山祝いをして帰った。
それにしても、前述したルート本はいいかげんだ。表妙義山といえば、毎年2、3人死んでる山なのに、「体力と腕力があれば登れる」と書いてあった。おじさんは西穂まで行けたから表妙義も大丈夫だろう、と考えたとのこと。でも表妙義山の縦走道は一般道ではありません。そのことは登山道入口に明確に掲示してあります。にもかかわらず、東京からマイカーで行って、体力と腕力があれば登れる、と書いてしまう本は最悪だと感じた。死亡者のほとんどは観光客ではなく登山者だという事実を知っているのだろうか。非常に怒りをおぼえ、今後遭難者のでないことを祈るばかりです。